キャンプ用チェアの選び方において大切なのは、自分が何を優先したいのか決めておくことです。素材、デザイン、価格、そして種類。
キャンプ用チェアの購入を検討している方は、その前にぜひこの記事を読んでください!
代表的なキャンプギアの中で、キャンプになくてはならないもののひとつが「キャンプ用チェア」です。
日本の一般的なキャンプスタイルでは重要な存在で、多くの時間を座って過ごす場合、そのキャンプの充実度を大きく左右するといっても過言ではありません。
その需要の高さから、多くのデザインや種類が展開されています。
選択肢の多さに、「キャンプを快適にしてくれるものを選びたいけど、どういう基準で選んでよいのかわからない」という方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、キャンプ用チェアの選び方と代表的な種類をくわしく紹介します。
キャンプ用チェアの選び方
キャンプ用チェアとひとくちにいっても、それぞれが特徴を備えています。
商品ごとに強みがあるため、選ぶ前に自分が何を優先して選びたいのかを事前に決めておきましょう。自分の用途や希望にあったものを選ぶことで、その商品が持つ強みを最大限に活かすことができるはずです。
以下では、キャンプ用チェアを選ぶ際に検討しておきたい要素について解説します。
素材で選ぶ
キャンプ用チェアは、その骨格から生地まであらゆる素材によってつくられます。どのような素材が使われているかによって、適した用途や使い勝手も大きく変わってくるでしょう。
例えば、キャンプ用チェアは、キャンプ場に到着した際やキャンプ場で座る場所を変える際、車に積み込む際に抱えての移動が必要です。運ぶ作業を少しでも楽にしたい場合は、フレームや生地に少しでも軽い素材が使われているキャンプ用チェアを使うのがよいでしょう。
夏場の暑さを少しでも和らげたい場合、座面に中綿が使われているようなものは避け、風通しのよいメッシュ仕様の生地を選ぶのがおすすめです。
焚き火やキャンプファイアーの予定があり、その近くでキャンプ用チェアを使用する場合は、火の粉で穴が空きにくいコットン生地のものを選ぶのがよいかもしれません。逆にポリエステル生地は水に強く高い耐久性が売りですが、火の粉には弱いので注意が必要です。
以上のように、使い勝手に大きな影響を及ぼす「素材」は、キャンプ用チェアを選ぶ基準になり得ます。
デザインで選ぶ
とにかく見た目でテンションが上がるものがいいという場合は、気に入ったデザインかどうかでキャンプ用チェアを選ぶという方法もあります。
キャンプブームの昨今、デザイン製の高いキャンプギアが続々と登場しています。もちろん、キャンプ用チェアも例外ではありません。多少使いづらくても「自分の好きなデザインに囲まれたい」「好きなブランドがある」という場合もあるでしょう。
おしゃれなキャンプ用チェアを導入すれば、目でも楽しめるキャンプになります。好きなデザインのギアに囲まれたキャンプは、心にも充実感をもたらしてくれるに違いありません。
価格で選ぶ
キャンプ用チェアの価格はピンからキリまであります。1,000円を切るものもあれば、なかには20万円を超えるものも。一般的には、5,000円~20,000円あたりの価格のものが最も選ばれています。
機能や素材によって価格は変わります。あらかじめ、理想のキャンプチェア像はある程度固めておくのがおすすめです。同様のデザインや機能、素材を持つキャンプ用チェアから選ぶ場合においても、価格は重要な判断基準になるでしょう。
高額なキャンプ用チェアは多機能であったり、高級な素材が使われていたりするので、これからキャンプデビューするという方には身に余るものかもしれません。よほどこだわりがない限り、最初は高額なキャンプ用チェアでなくてもよいでしょう。スタンダードなものを使ってくなかで、自分に合ったキャンプ用チェアがみえてくる場合も少なくないはずです。
キャンプ用チェアの種類
キャンプ用チェアは、形状や機能といった点で種類ごとの特徴があります。どういった種類があるのか知っておけば、シチュエーションや自身の好みに合わせて選ぶ基準になり得るでしょう。
キャンプ用チェアの種類を、特徴とともに紹介します。
ハイチェア
ハイチェアは、座面が高めのキャンプ用チェアです。
地面から50cm程度の高さのところに座面があり、立ったり座ったりがしやすいことで知られています。食事のときをはじめ、高いテーブルと合わせて活用するキャンプ用チェアとして最適です。
キャンプ用チェアのなかでは大きい部類に属するので、背もたれが大きいものも多く、ホールド感の強さも特徴。足腰に負担がかかりにくく、高齢の方にもおすすめです。
ローチェア
ローチェアは、座面が低めのキャンプ用チェア。
地面から20~40cm程度のところに座面があり、体を包み込むような形状になっているので、リラックスした姿勢で座ることができます。あまり高さのないものが多く、テント内で使うようなシチュエーションにも適しています。
一方、立ち上がるには姿勢を大幅に変えることで腰に負担がかかることもあり、頻繁に立ったり座ったりするような状況には向かないでしょう。また、地面に近い位置での作業はできるものの、高いテーブルと合わせて使うのは難しいかもしれません。
周囲に必要なものを集め、長時間座り続けるようなシチュエーションで力を発揮します。
スツール
スツールは、背もたれのない小さなキャンプ用チェアです。
コンパクトで軽いので持ち運びがしやすく、設置も簡単なので、細かい移動が見込まれるシチュエーションに適しています。
背もたれがない形状のおかげで用途にバリエーションがあり、パッと開いて荷物置きや足置き、ミニテーブルの役割も担うことができます。手軽さや汎用性はキャンプ用チェアのなかでもトップクラスですが、長時間座るのには向いていません。
リクライニング
リクライニング機能を搭載しているキャンプ用チェアもあります。背もたれの角度を調整できるため、使い方にも幅を持たせることができます。
形状自体はハイチェア・ローチェアの両方があるので、どちらを選ぶかは用途、特徴と合わせて検討しましょう。
ハイチェアでも背もたれを深く倒せば、リラックスした姿勢での使用が可能になります。フットレストがついているタイプなら、よりいっそうくつろぐことができるでしょう。
ローチェアも背もたれの角度を調整することにより、リクライニング機能のないものより立ち上がりやすくなったり、作業しやすくなったりします。ハイチェアより軽いということも注目すべきポイントです。
ベンチ
ベンチは、複数人が座ることができる座面が横長のキャンプ用チェアです。形状は街中にあるベンチを想像してもらえばよいでしょう。カップル、夫婦、友達で一緒に座りたいという場合には最適なキャンプ用チェアです。
商品によって背もたれの有無がありますが、ないものが一般的です。ひとつで2人以上の座面が確保できるコストパフォーマンスのよさも特徴でしょう。サイズがどうしても大きくなってしまうので、携行する場合の重さと場所は覚悟しておいてください。
チェアは「優先したいこと」と
「用途」を重視して選ぶ
キャンプ用チェアは、その種類、デザイン、素材が多岐にわたります。組み合わせには数百、数千のパターンがあるでしょう。
購入するキャンプ用チェアを選ぶ際には、自分が求めていること、考えている用途を考慮してすることが大切です。明らかにするだけでなく、より掘り下げておくことで、自分に合っている商品に出会える可能性が高くなります。
「GRINGATE」のキャンプ用チェアは3種類
「笑顔からはじまろう。」をコンセプトとするGRINGATE (グリンゲート)では、3種類のキャンプ用チェアを展開中です。
リクライニング機能がついたハイチェア「3段階式リクライニングチェア」は、ひじ掛け部分を持ち上げることによって、気軽に背もたれを95°、105°、125°に調整できます。収納ポケットもついており、付属の収納袋を使えばコンパクトな状態で持ち運びが可能です。
「ハイローコット」は、脚部の高さをHigh (38cm)とLow (18cm)に調整できるキャンプギア。ベンチとして利用できることはもちろん、ほどよい快適な張り加減の生地で、横たわってベッドとして活用することもできます。
木目調のキャンプ用チェアが欲しい方には「フォールディングチェア」がおすすめです。折りたたみ式のローチェアで、コンパクトな状態からワンステップで使うことができます。専用のケース付きで運ぶのも簡単です。
いまならリリースキャンペーン中です。気になった方は商品一覧をぜひ一度ご覧ください。